9月25日は「月見酒の日」です。
「月見酒の日」は、1年の中でも特に美しい月を楽しむ「中秋の名月」に合わせて制定された記念日です。2017年、月桂冠株式会社が中秋の名月の日を「月見酒の日」として一般社団法人日本記念日協会に申請し、正式に制定されました。
日本では古くから、お月見をしながらお酒を楽しむ文化がありました。平安時代には、月を眺める「観月の宴」が開かれ、水面に映る月を眺めたり、盃に月を映して楽しんだりしていたと伝えられています。
2026年の中秋の名月は9月25日。まさに今年は「月見酒の日」と「中秋の名月」が重なるタイミングです。
せっかくならこの日は、いつもより少しだけゆっくりと夜空を見上げてみるのもいいかもしれません。

薬膳・東洋医学から見た「お酒」
薬膳や東洋医学では、酒は単なる飲み物というだけではなく、身体を温めたり、巡りを促したりするものとして昔から利用されてきました。
特に日本酒などの温性を持つものは、身体を温める方向に働くと考えられています。また、薬膳では「酒に生薬を漬ける」「酒を調理に使う」など、食材や生薬の働きを引き出す目的で利用されることもあります。
ただし、これはあくまで伝統的な薬膳・東洋医学の考え方です。現代医学的には、飲酒そのものを健康目的で勧めることはできません。
お酒にはアルコールが含まれているため、飲み過ぎれば睡眠の質を低下させたり、脱水につながったりすることがあります。
「身体に良いからたくさん飲む」のではなく、楽しむのであれば適量を意識することが大切です。
特に寝る直前の飲酒は、眠りにつきやすく感じても睡眠の質を下げることがあります。
月見酒を楽しむなら、お酒と一緒に水も飲みながら、ゆっくり味わうのがおすすめです。
「綺麗な景色を見る」ことも身体のケア?
月見酒の日にぜひ意識してほしいのが、「お酒」だけではなく「月を見る時間」です。
普段、私たちは仕事やスマートフォン、テレビなど、近い距離にあるものを見る時間が多くなっています。
そこで、夜空に浮かぶ月や遠くの景色をゆっくり眺める時間を作ってみましょう。
美しい景色や自然を眺めることは、日常の緊張から一度離れて、気持ちをリラックスさせるきっかけになります。
仕事や家事、スマートフォンなどに集中していると、知らないうちに身体にも力が入っています。
肩が上がる、歯を食いしばる、眉間に力が入る、呼吸が浅くなる……。
こうした状態が長く続けば、肩や首周りの筋肉が緊張しやすくなります。
そんなときに、綺麗な景色を眺めながらゆっくり呼吸するだけでも、「休むスイッチ」を入れるきっかけになります。
特に夜空や月のように、ぼんやり遠くを見る時間は、スマートフォンの画面から目を離す時間にもなります。
「何かをしなければ」と頑張るのではなく、ただ月を眺める。
そんな時間も、現代人にとっては大切な身体のメンテナンスなのかもしれません。
当院では体の状態改善の1つにヘッドマッサージをオススメしています。

整骨院から見ても「休む時間」は大切です
肩こりや腰痛というと、「筋肉が硬いから」「姿勢が悪いから」と考えがちです。
もちろん身体の使い方や筋肉の緊張は大きく関係しますが、毎日忙しく過ごしていると、身体だけでなく心もなかなか休めません。
身体の緊張が抜けない状態が続けば、首や肩、背中などにも負担がかかりやすくなります。
だからこそ、普段から「身体を動かす」ことだけではなく、「身体の力を抜く時間」を作ることも大切です。
9月25日の月見酒の日は、スマートフォンを少し置いて、月を眺めながら深呼吸。
お酒を飲む方は無理のない量で楽しみながら、水分もしっかり取りましょう。
そして、月を見ながら「今日も一日頑張ったな」と身体を休ませてあげてください。
美しい景色を眺めることは、特別な道具も必要ありません。
秋の夜空を見上げるだけでも、いつもとは少し違ったリラックスタイムになります。
身体のケアは、施術を受けることだけではありません。
毎日の生活の中で、緊張した身体と心をゆるめる時間を作ることも大切です。
今年の9月25日は、ぜひ夜空を見上げてみてはいかがでしょうか?
月を眺める数分間が、忙しい毎日の中で自分自身をいたわる時間になるかもしれません。
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