腰痛の原因にも?「腰方形筋(ようほうけいきん)」とは
みなさんは「腰方形筋(ようほうけいきん)」という筋肉をご存じでしょうか?
あまり耳慣れない筋肉かもしれませんが、実は腰痛や姿勢の悪さ、体のバランスに深く関わる重要な筋肉です。
今回は、この腰方形筋について、接骨院の視点から詳しく解説していきます。

■ 腰方形筋の位置と働き
腰方形筋は、腰の奥深くにあるインナーマッスルの一つで、肋骨の下部(第12肋骨)と骨盤(腸骨稜)をつなぐ筋肉です。背骨の横を左右一対で走っており、体の側面から背中にかけて存在しています。
主な働きは以下の通りです:
- 体を横に倒す(側屈)
- 姿勢を安定させる
- 腰椎の伸展(腰を反らす動き)を補助
- 呼吸時に肋骨の動きを助ける
地味に感じるかもしれませんが、日常動作や姿勢の維持には不可欠な存在です。
■ 腰方形筋と腰痛の関係
腰方形筋が緊張・疲労すると、腰の片側が張って痛くなる、いわゆる「片側性の腰痛」が起こりやすくなります。また、長時間のデスクワークや中腰姿勢、片側での荷物持ちなどが習慣になると、この筋肉に負担が蓄積しやすくなります。
症状が進行すると、お尻や脚の方まで痛みや違和感が広がるケースもあり、坐骨神経痛と間違われることもあります。
■ 接骨院での施術アプローチ
当院では、腰方形筋が原因となっている腰痛に対して、次のような施術を組み合わせて行っています。
◆ 鍼治療(はりちりょう)

鍼(はり)は、筋肉の奥深くに直接アプローチできる施術法です。腰方形筋は体の深部にあるため、表層からのアプローチだけでは十分に緩めきれないこともあります。鍼治療により、筋肉の緊張を緩和し、血流を促進させ、痛みの原因物質を流しやすくします。
即効性が期待できるケースも多く、慢性腰痛や繰り返す腰の重だるさでお悩みの方におすすめです。
◆ ハイボルテージ療法(高電圧電気治療)
ハイボルテージ療法とは、高電圧の電気刺激を深部組織に届けることで、痛みの軽減と筋肉の緩和を同時に行える施術法です。表層では届かない腰方形筋にもアプローチでき、炎症の抑制や神経の興奮の鎮静化に効果があります。
急性の痛みや動作時の鋭い痛みにも対応できるため、症状に応じて鍼治療と併用することもあります。
◆ マッサージ療法(手技療法)
筋肉の緊張を手技によって緩め、血流と代謝を促進するマッサージ療法は、慢性的な腰のこりや違和感に効果的です。腰方形筋に直接触れることは難しいものの、周囲の筋肉(脊柱起立筋群や中臀筋など)と連動して緩めることで、間接的に負担を軽減することができます。
また、患者さまの姿勢や動作のクセに応じたアドバイスも併せて行い、再発予防にも努めています。
まとめ
腰方形筋は、見えにくく意識しにくい筋肉でありながら、日常生活や姿勢に深く関係する重要な筋肉です。原因のはっきりしない腰痛や、片側だけの痛み、慢性的な腰の違和感がある方は、腰方形筋の緊張や疲労が影響しているかもしれません。
当院では、鍼治療・ハイボルテージ・マッサージ療法を通じて、根本から腰痛の原因にアプローチしていきます。少しでも気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。あなたの腰の健康を、私たちがしっかりサポートいたします。
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