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肩こり・猫背のカギを握る筋肉「前鋸筋」とは?

皆さんは「前鋸筋(ぜんきょきん)」という筋肉をご存じでしょうか?

前鋸筋は、脇の下から肋骨、肩甲骨の内側にかけて広がる筋肉で、普段あまり意識されませんが、肩こり・猫背・四十肩・スポーツ障害などに深く関わる、とても重要な筋肉です。

◆ 前鋸筋の役割とは?

前鋸筋の役割は主にこの3つです。

  • 肩甲骨を安定させる
  • 腕を前に押し出す動作をサポート
  • 正しい姿勢を保つ

実は、パンチ動作・物を押す動作・スマホ操作・デスクワークなど、日常生活の多くで前鋸筋は働いています。この筋肉が弱ったり硬くなると、肩甲骨が外に浮いたような「肩甲骨の不安定状態(翼状肩甲)」になり、肩や首に大きな負担がかかってしまいます。

◆ 前鋸筋が弱るとどうなる?

前鋸筋の機能が低下すると、

  • 慢性的な肩こり
  • 猫背・巻き肩
  • 四十肩・五十肩の悪化
  • 首や背中のハリ
  • 腕が上がりづらい

といった症状が出やすくなります。

特に長時間のスマホ・パソコン作業をしている方は要注意です。知らないうちに前鋸筋がサボり、肩甲骨周りのバランスが崩れてしまいます。

◆ 前鋸筋は「ケア+使い方」が大切

前鋸筋は、マッサージでほぐすだけでは不十分です。

固くなった筋肉を緩めるだけでなく、正しく使えるように再教育すること」が非常に重要になります。

当院では、

  • 肩甲骨の動きをチェック
  • 前鋸筋と周囲の筋肉のバランス調整
  • 姿勢・セルフケア指導

を行い、肩こりや姿勢不良を根本から改善する施術を行っています。

◆ こんな方は一度ご相談ください

✔ 肩こりが何年も続いている

✔ 姿勢が悪いと言われる

✔ 肩が上がりにくい

✔ デスクワークやスマホ時間が長い

✔ 背中や首がいつも重だるい

これらに当てはまる方は、前鋸筋の機能低下が原因の可能性があります。

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