皆さんは「合谷(ごうこく)」というツボをご存知でしょうか?

合谷は、東洋医学の世界では非常に有名で、**“万能のツボ”**と呼ばれるほどさまざまな症状に効果があるとされている場所です。今回は、当院でもセルフケアとしておすすめしている合谷について、その場所・効果・押し方・注意点を詳しくご紹介します。
合谷の場所
合谷は、手の甲側、親指と人差し指の骨が交差するところのやや人差し指寄りに位置しています。手を開いて、親指と人差し指を少し広げたとき、くぼんでいる部分を押すと「ズーン」とした痛気持ちよさを感じるポイント、そこが合谷です。
このツボは、左右どちらの手にもありますが、基本的には利き手で反対の手を押すことがやりやすく、効果も得やすいです。
合谷の効果
合谷は、全身の気の流れを整える働きがあるとされ、特に次のような症状に対して効果が期待できます。
- 頭痛・片頭痛
- 目の疲れ
- 肩こり
- ストレス・精神的な緊張
- 歯の痛み
- 鼻づまり・花粉症
- 便秘や消化不良
- 自律神経の乱れによる不調
合谷は「手の陽明大腸経(けい)」という経絡に属しており、特に大腸や呼吸器系、頭部とのつながりが深いと考えられています。そのため、胃腸の調子を整えることや、花粉症・鼻炎といったアレルギー症状の緩和にも用いられます。

また、自律神経を整える作用もあるため、最近増えている「なんとなく不調」「疲れているのに眠れない」といった方にもぴったりのツボです。
合谷の押し方・刺激の仕方
セルフケアとして合谷を押すときのポイントを紹介します。
- 親指と人差し指でツボを挟むようにしっかりと押します。
- ゆっくりと5秒ほどかけて力を入れ、5秒かけてゆるめる。この動作を5〜10回ほど繰り返します。
- 息を吐きながら押すと、リラックス効果が高まります。
痛すぎない程度に「気持ちいい」と感じる強さで押すのが大切です。お風呂上がりなど、体が温まっているときに行うと、より効果が実感しやすくなります。
注意点
ただし、合谷にも注意点があります。特に妊娠中の方は、合谷の刺激を控えるようにしましょう。合谷には子宮を収縮させる作用があるとも言われており、安定期前の妊婦さんには不向きです。妊娠中の方は、事前に医師や専門家にご相談ください。
最後に
合谷は、自分で簡単に押すことができ、体調管理やリラックスに非常に役立つツボです。当院では施術の一環としても使用していますし、ご自宅でもできるセルフケアとして患者様にお伝えしています。
「なんとなく不調が続く」「薬に頼らず自然な方法で体を整えたい」という方は、ぜひ合谷を試してみてくださいね。日常生活にツボ押しを取り入れることで、心身のバランスを整える一歩になるかもしれません。
西大島 西大島よつば接骨院 都営新宿線 江東区 骨盤矯正 産後の骨盤矯正 姿勢矯正 猫背矯正 肩甲骨はがし 頭痛 頭痛治療 ヘッドマッサージ 目の疲れ 眼精疲労 腸もみ 腸整体 腸活 子連れ歓迎 ベビーカーOK お子様もご一緒に 女性スタッフ在中 交通事故 交通事故治療 交通事故治療認定院 カッピング ハイボルテージ 各種保険適用 ギックリ腰 四十肩 五十肩 便秘 冷え性 国家資格保持者 スポーツ外傷 リモートワーク ぎっくり腰 学割